ロードバイクにおける心肺機能と筋持久力とは?初心者向けに仕組みとトレーニング方法を解説

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「もっと速く走りたい」「長距離を疲れずに走りたい」——そんな願いを叶えるカギが、心肺機能筋持久力です。

この記事では、ロードバイクに必要な心肺機能と筋持久力の基礎知識から、それぞれを鍛えるためのトレーニング方法まで解説します。


心肺機能とは?|持久力のベースを作る力

心肺機能とは、心臓と肺が酸素を体に送り届ける力のことです。ロードバイクにおいては、長時間の有酸素運動に欠かせない基礎的な体力です。

特に、VO2Max(最大酸素摂取量)が高い人ほど、疲れにくく、回復力にも優れています。

心肺機能が高いとどうなる?

  • 長距離を一定ペースで走り続けられる
  • 坂道でバテにくくなる
  • レース後半でも脚が動く

この心肺機能は、トレーニングによって後天的に大きく向上します。


筋持久力とは?|脚を長時間動かし続ける力

筋持久力とは、筋肉が長時間にわたって力を発揮し続ける能力のこと。ロードバイクでは、主に脚の筋肉が対象になります。

筋持久力がないと、脚が重くなったり乳酸が溜まってしまい、ペダルを踏み続けることが難しくなります。

心肺機能と筋持久力の違い

  • 心肺機能=酸素の供給力
  • 筋持久力=筋肉の「耐える力」

どちらか一方だけ鍛えるのではなく、バランス良く鍛えることが重要です。


心肺機能と筋持久力が不足すると?

  • すぐに息が上がる
  • 長時間のライドで後半にガクッと落ちる
  • レースで最初は付いていけても、途中で千切れる

これらの問題は、定期的なトレーニングで確実に改善できます。


心肺機能を鍛えるトレーニング方法3選

① Z2ベースライド(LSDトレーニング)

週1〜2回、心拍ゾーン2で90分〜3時間の有酸素ライドを行います。脂肪燃焼と心肺機能の基礎向上に効果的です。

② VO2Maxインターバル

3分間の全力走×5セット(レスト3分)。苦しいけれど効果は抜群。最大酸素摂取量を高めたい人向けです。

③ ヒルクライムTT

5分〜10分の登りを全力で走る実走メニュー。ZwiftやMyWhooshのワークアウトにも組み込まれています。


筋持久力を鍛えるトレーニング方法3選

① SST(Sweet Spot Training)

FTPの88〜94%のパワーで20〜40分走。最も効果効率が高いトレーニングの一つ。

② テンポ走(Z3)

FTPの80〜90%で60分。呼吸はやや苦しいが会話できる程度。長距離耐性の向上に最適。

③ 低ケイデンス高トルク走

50〜60rpmでFTPの80%程度を10分×3本。登坂力や筋繊維の耐性アップに効果があります。


【筆者の実践例】週3回でも効果あり

私は週3回、MyWhooshを使ってVO2MaxインターバルやSSTを中心にトレーニングしています。

例えばこんなメニュー:

  • 火曜:SST 40分
  • 木曜:VO2Maxインターバル(3分×5本)
  • 日曜:LSD 120分

これでFTPが220W→240Wに上がりました。まだカテゴリーEの中盤ですが、鈴鹿ロードレースで優勝を目指して継続中です。


おすすめ機材|トレーニング効率UPに便利なアイテム

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正確な心拍データが取れる胸ベルト型。Zwift・MyWhoosh・サイコンにも対応。

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FTP測定やSSTトレに必須。足に合ったモデルを選びましょう。

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まとめ|「心肺」と「筋持久力」は強くなる

ロードバイクにおいて、「心肺機能」と「筋持久力」は速く・遠くへ走るための根幹です。

焦らず、週に数回からでも継続すれば、着実に成長を実感できます。今すぐできるトレーニングから始めてみましょう!

わからないことや、試してみたトレーニングなどあれば、コメントやお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ!

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