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ロードバイクのフレームというだけで全て同じというわけでは無いです!!
素材やフレームの形で性能は変わります。また乗り心地などにも違いがあるため適当に考えてはいけません。
今回は各素材やフレームの形によっての違いについて解説していこうと思います。
各フレームの素材の特性
フレームの素材や形状によって乗り心地を左右します。
現在、フレームの素材として広く使用されているのがスチーム(鉄)やアルミなどの金属となります。
少し前までは、高級フレームに使用されていましたが、近年は手頃な価格帯でも購入可能となっているロードバイクのフレームの素材として、カーボンがあります。
高価なフレームの素材として、チタンがあります。
カーボンフレームが増えてきた理由として、アルミ等の他の素材よりも軽く、路面からの振動を吸収してくれるため乗り心地が良く、推進力をロスしにくいなどのメリットがあります。
| 剛性 | 振動 吸収性 | 強度 | 軽さ | 価格 | 特性 |
カーボン | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ○ | カーボン繊維を編込んだシートを層状に重ねて金型で成型し、樹脂で固めた物。レーシングフレームや快適性思考のバイクなど様々な用途で用いられている |
アルミ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | アルミに様々な鉱物を添加して作られた合金を素材に使用。エントリーモデルに多い。 |
スチール(鉄) | △ | ○ | ◎ | △ | ◎ | 鉄に様々な鉱物を添加した合金。ツーリング向けのモデルに多い。 |
チタン | ○ | ◎ | ◎ | ○ | △ | チタンにアルミ等を混ぜた合金。ツーリング向けなど様々なバイクに用いられている。 |
形状によっての特性
フレームを構成するチューブの厚みや太さといったチューブの形状によっては強度や剛性が変わります。
チューブの厚みが増すほど剛性や強度が上がるも重量が増えます。またチューブの外形が大きくなるほど、剛性や強度は高くなります。
チューブは楕円形になると長径側の剛性が高くなり、短径側は剛性が低くなる。この特性を活かして各チューブの役割に応じて形状が変わっています。
トップチューブからシートステイにかけてのフレーム上部は、乗り味に関わるため、扁平加工することで路面からの振動を緩和し、新堂急性を高める傾向にあります。
ダウンチューブからチェーンステイにかけてのフレーム下部は、ペダリングによる力がフレームに伝わるラインなので、剛性を高める傾向にあります。
近年では薄い大口径のチューブを使ったフレームが多いのは、剛性と軽さを両立するためです。
・チューブの外径:同じ長さであれば、外径が大きいほど強度や剛性は増し、外径が小さいほど減る。
・チューブの厚み:同じ長さで比較すれば、チューブの厚みが厚いほど強度や剛性が増し、厚みが薄いほど強度や剛性が減る。
剛性は高いほど力が逃げにくく、ロスが少なくなります。ただし、剛性が高すぎるとフレームの反発を生かした伸びのある加速が得にくくなったり、長距離を走ったときに身体にダメージが残りやすくなったりします。
最近ではフレームの加工技術が向上し、シートステイやトップチューブに扁平加工を施す事で、横方向の剛性を保ちながら快適性を確保するような設計も可能となっています。
まとめ
今回、各フレームに使用されている素材や形状について書かせて頂きました。
実際に購入する際の参考にして頂けたらと思います。また購入をする際には何を一番の目的にして走るのかを考えて、その特性にあった素材のフレームを選ぶのがベストだと思いますが、一番は自分が欲しいと思ったロードバイクを購入するのが良いと思います。
・その他気になること等ありましたらお問い合わせ下さい。
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